初診

除去食から一週間。
卵アレルギーに気がついて2ヶ月くらいから除去していた友人から、半月くらいで親子とも抜け切った感じだよと聞いていました。
なので、もう少し様子を見るつもりだったのですが。

頬がリンパ液でじゅくじゅくし始め、痒そうな仕草をするようになってきたので、急遽受診することにしました。
ステロイドを完全に否定するつもりはありませんが、とりあえずで処方する医師も多いと聞いていたので、それは怖いなぁという思いも。
調べると、わりと近くに脱ステロイドで有名な皮膚科があり、そこへ行くことにしました。

ところが、その皮膚科は人気がありすぎて予約制。
同じ病院の小児科で見てもらえるとのことだったのですが、うちは皮膚科とは考えが違い、ステロイドを使います。それが嫌ならうちでは診れません。と言い切られてしまいました。
このままだと感染症になる危険性を指摘され、もし皮膚科に行っても感染症で入院したら小児科にしか入れないとも。
この時点でいっぱいいっぱいだったわたし。思わず泣いてしまいました。
すると、皮膚科で予約が取れるかを調べてくれ、11日後の予約を取ってくれました。
それほどひどくはない身体にはヒルドイドを、リンパ液が出ている顔にはロコイドというステロイドをもらい、使うかどうかは親次第という感じで帰宅。

そのあと旦那サンと相談し、もともと旦那サンは薬で治るものなら気にせず使うというタイプということもあり、使ってみようと決断しました。

ところがその日の午後に約束していた友人のお子さんが、やっぱり乳児期にアトピーになり、ステロイドを使い続けてどんどん強いものになり、抜くと決めてから遠くの病院まで1年間通院して抜いたという話を聞きました。
医者じゃないから使うなとは言えないけど、もしあのときに戻れるなら使わずに治療してくれるところを探すと。
その話を聞いて旦那サンの考えも変わり、せっかく除去食を始めたところだし、かゆそうな時があるとは言え、泣き続けるほどではないことから、もう少しだけ様子を見ることにしました。

このときのケアは、身体にはヒルドイド。顔はガーゼで水拭きしてからハーブの蒸留水とホホバオイルなどをブレンドしたものでの保湿です。

落ち着いてから、小児科の対応を思い返してみました。
タンパク質が流れてしまうこと、感染症の可能性。今の時期アレルギー検査をして信憑性が低いのでお勧めしないこと。
そういった話は確かに納得です。
でも結局、日々のケアの仕方やわたしが食事制限してると言っても、そうですか。で終わったことなど、腑に落ちない点も多くありました。

※我が家ではなるべくステロイドを使わないように、との考えをベースにしています。
が、使うことが悪いと言い切るつもりもありませんし、必要に応じて使うべきだとも思っています。
医師の間でも意見が分かれる内容ですが、我が子には親が最終決定するしかありません。
あくまでうちの場合という、一個人の判断ということです。